ADHDを強みに変える:ニューロダイバーシティの視点

コラムメンタルヘルス
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May 24, 2024

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最近では、ADHD(注意欠如・多動性障害)という言葉をよく耳にする機会が増えています。周りの人がADHDの診断を受けたり、自分自身がその可能性を疑ったりする方もいるでしょう。

ADHDとは何か?

ADHDを含む神経発達障害は、脳の情報処理や行動のパターンに特徴があり、それが日常生活に支障をきたす状態を指します。他にも自閉スペクトラム症、学習障害、発達性協調運動障害などが含まれます。特に、ADHDは学童期の子供の3〜7%に診断され、成人でも2.5%が該当するというデータがあります。

社会におけるADHDの認識

ADHDの症状は軽度から重度まで様々ですが、欧米ではADHDは病気ではなく、神経や脳の違いによる「個性」だとする概念が浸透してきています。ADHDやASDを含む神経発達障害は「ニューロダイバーシティ(脳の多様性)」と呼ばれ、社会が理解を深めてていくべき社会活動ともされています。例えば、ADHDの特性を「SUPERPOWER(超能力)」として捉え、自分らしく生きることが奨励されています。国内外問わず様々な分野で成功している方達の中で、ADHDの診断を公表している方も多いです。 

ADHDの現実と対処法

しかし、ADHDの症状が二次障害を引き起こし、心理的な傷や精神的な不調を招くことも多いのが現実です。仕事や人間関係、自己肯定感にも影響を及ぼす可能性があります。

理解とサポートの重要性

まず、ADHDの症状や特性を理解することから始まります。過去に私が接してきたクライアントの中には、自分の性格とADHDの症状を混同し、「怠け者」や「頭が悪い」と感じてしまう方もいました。ADHDについて理解を深めることで、自己肯定感の回復と解決策の模索が可能になります。その後は、個々に異なる解決策を模索し、特性の理解を深めたり、環境の調整や医療的なサポート、カウンセリングやコーチングなどのアプローチを検討します。

Intellectでは、行動面のスキルを向上させるためのコーチングや、ADHDに特化したカウンセリングを提供しています。例えば、認知行動療法(CBT)を通じて否定的な信念を再構築し、行動パターンを強化したり、マインドフルネスを高めて注意力や衝動性をコントロールしたり、カウンセラーと日々のスケジュール管理を効率化して、生産性やウェルビーイングの向上につなげることができます。こうした専門家のサポートを得ることで、自分らしい生活を送るための具体的な手段を見つけ、個々のニーズに合った道筋を見出すことができます。

Intellect Japanでは、メンタルヘルス・ウェルビーイングの支援をより身近で偏見のないものにするため、積極的な取り組みを行っています。コーチングや専門カウンセリングを通じて、個々のニーズに合った支援を提供し、社会全体が健康で理解のある環境を築くことを目指しています。

参考文献

American Psychiatric Association. (2013). Diagnostic and statistical manual of mental disorders (5th ed.). Arlington, VA: American Psychiatric Publishing.

National Institute of Mental Health. (n.d.). Attention-deficit/hyperactivity disorder (ADHD). Retrieved May 22, 2024, from https://www.nimh.nih.gov/health/statistics/attention-deficit-hyperactivity-disorder-adhd

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