忙しいワーママ必見!子供との時間を充実させるためのヒント

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Team Intellect
Jul 18, 2024

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目次

様々なワーキングマザーとのコーチングやカウンセリングを通じて、よく取り上げられるテーマについてお話ししたいと思います。

働くママにとって、子供との貴重な時間は限られているもの。そんな中、多くの方から寄せられる疑問が、「子供との時間の使い方は適切なのか?」です。子育て支援の経験を通じて、子供の視点も考慮しながらお話ししたいと思います。

まず、私の経験から言えるのは、子供と過ごす時間の量と質は必ずしも比例しないということです。忙しく働くママでも、子供との素晴らしい関係を築いているケースは少なくありません。逆に、たくさん時間を取っていても、それだけで子供との関係が良いとは限りません。ですから、「仕事と子育ての両立に不安を感じる」という方は多いですが、その悩みは決してあなただけのものではありません。

では、働くママが子供との時間をどう過ごすべきか、という点ですが、まずは共通の悩みをお持ちの方がたくさんいることを知っていただきたいです。そこで、子供との質の高い時間を過ごすための提案をいくつかご紹介します。

毎日のチェックイン

1日の中で、今日はどうだったかという子供とのコミュニケーションタイムを作ることをお勧めします。家族全員での長時間のミーティングは必要ありません。重要なのは、「今日の学校はどうだった?」といった一般的な質問ではなく、具体的な質問をすることです。「今日の休み時間は誰と遊んだの?」や「今日一番楽しかったことは何?」など、子供の日常に寄り添った質問を取り入れてみてください。年齢に応じて質問を工夫することで、短い時間でも子供の様子や気持ちを理解することに繋がります。

褒めること

子供が頑張ったときには、即座に褒めてあげましょう。時折、「褒めると子供が甘えるようになるのではないか」と心配される方もいらっいますが、褒めることは、子供のやる気を促す重要な要素です。

子供の選択肢

子供との時間には、彼らが何をしたいかを選ばせてあげてください。ただし、「何がしたい?」と聞くのではなく、いくつか選択肢を提示することがポイントです。例えば、「今日は天気がいいけど、公園に行きたい?お散歩したい?それともお家でお絵描きしたい?」といった具体的な選択肢を提示し、子供に選んでもらいましょう。

寝る前のルーティン

可能であれば、おやすみ前の時間は親子でのルーティンを作ることをお勧めします。年齢に応じて絵本を読んだり、一緒にカモミールティーを飲んだりするなど、安定したルーティンは子供の心の安定に繋がります。

テクノロジーの制限

子供と過ごす時間では、できるだけテクノロジーから離れるように心がけてください。これはお子さんがスクリーンから離れるだけでなく、親御さんも携帯電話などから離れることを意味します。質の良い時間を過ごすことが子供にとって何よりも重要です。すぐに返信しなければならない電話やメッセージは、子供にとっては、自分よりも重要なものと感じさせてしまう可能性があるためです。

カレンダーを活用する

子供との時間を決めたら、カレンダーに予定を書くことをお勧めします。子供にとって、時間の概念は理解しにくいものです。カレンダーを通じて、「今週末は何をする?」や「あと数日でママとデートだよ」といった情報を視覚的に伝えることで、子供が安心感を持つことができます。

許容する心

もし、何か間違えたり失敗したりした場合は、素直に認めて子供と一緒に振り返りましょう。忙しいからこそ、そのような時間は非常に意味のあるものになります。

家族会議

頻繁には必要ありませんが、家族全員でのミーティングは重要です。きちんとした時間を設け、日頃話すことのできない問題を話し合うことで、日々の生活をスムーズに過ごすことができます。

これらはあくまでも提案です。ですので、全てを行う必要があるのではなく、ご自身のキャリアやご家庭での状況、またお子さんの成長に合わせて最適なものを取り入れて行っていただければと思います。

様々な年齢の子供のカウンセリングをおこなっていく中で よく子供たちから聞くのが 「働いているママ 大好き、かっこいい」です。お子さんは ママが働いて頑張っているところをよくみているし、それでも自分のことを大事に想ってくれていることに誇りを感じています。ワーママはワーママにしかできない子供との時間を確立していっていただければと思います。

 


 

PROFILE: 公認心理師 上村貴子

カリフォルニア州でマリッジ&ファミリーセラピーとアートセラピーの修士号を取得。米国で性暴力被害者支援センターや児童福祉機関で5年以上支援。日本帰国後、米軍関係者やサードカルチャーキッドを対象にトラウマやうつの治療経験を深める。現在、公認心理師として認知行動療法や弁証法行動療法を用い、Intellectで従業員メンタルヘルスを支援中。

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