
予想外の約2倍の効果:APAC母国語でのコーチングがウェルビーイングを改善
感情は国や人種を問わず感じられるものですが、言語はそれをどのように表現し、他者とどのように繋がるかに影響を与えます。これは、コーチやメンタルヘルスの専門家とクライアントの関係にも影響します。しかし、母国語でコーチングを受けることに違いはあるのでしょうか?Intellectはその答えを追求しました。
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感情は国や人種を問わず感じられるものですが、言語はそれをどのように表現し、他者とどのように繋がるかに影響を与えます。これは、コーチやメンタルヘルスの専門家とクライアントの関係にも影響します。しかし、母国語でコーチングを受けることに違いはあるのでしょうか?Intellectはその答えを追求しました。

最近は「コーチング」という言葉を耳にすることもあると思います。1on1コーチング、子育てコーチング、チームコーチング、キャリアコーチング、受験コーチング、お片付けコーチングなど、色々な分野でコーチングが発展しています。

新型コロナウイルスは、リモートワークの普及やオンライン診療の推進など、多くの仕事に変化をもたらしました。また、従業員のメンタルヘルスにも注目が集まり、企業の経営者、管理職、人事部のリーダーにとって、従業員をサポートすることの重要性が増してきました。しかし、マインドフルネス・ワークショップで出来ることは限られています。

シンガポールや日本を含むアジア太平洋地域(APAC)の企業において、職場におけるメンタルヘルスサポートの拡充がまだまだ行き届いていないことが近年話題にあげられます。 従業員が燃え尽き症候群やメンタルヘルス不調に悩まされることが多くなり、メンタルマネジメントサービスを提供する職場に優先的に就職するようになる傾向が近年見受けられるようになってきました。 このトレンドの影響は、膨大な不満を抱えた従業員が、サポートのない職場から去ることを選らぶ現代の潮流として世界中で見受けられるものになっています。 この時代の節目を迎え、組織は福利厚生に関するプロセスの見直しを迫られ、APACでは雇用主が職場でのウェルビーイングを優先させるための措置をとる動きが活発になっています。 生産性の低下や従業員のエンゲージメントの低下など、メンタルヘルスが組織のコストに与える悪影響に関する確かなデータも近年の研究で明らかになっています。 これまで以上に、メンタルヘルスは企業の優先事項でも最優先の課題として認識されています。例えば日本の企業であれば、一定の会社規模を超えるとストレスチェックや産業医の配置が法令化されていますが、とりわけ多くの企業が従業員支援プログラム(EAP)の整備に取り組んできました。 一方で、EAPサービスがどこまで効果的なのか、大きな疑問が残ることも確かです。 EAPは効果的なのか? EAPを一般的な定義で表すと、従業員のパフォーマンスに影響を与える個人的または仕事上の問題、悩みを解決するための、企業向けの介入型プログラムです。EAPは通常、メンタルヘルス、栄養、運動、慢性疾患管理などを介入対象としています。 例えばintellect発祥の地であるシンガポールでは、2000年代初頭に保健省が健康増進委員会を設立したことがEAPのルーツとされています。2010年までには、4つの職場のうち1つがメンタルウェルビーイングプログラムを提供するようになりました。シンガポールでは、精神疾患の認知度を下げる取り組みが進められており、労働省に登録されているEAPプロバイダーも増え続けています。これらのEAPプロバイダーは、サポート用のホットライン、カウンセリング、ウェビナー、メンタルウェルネスのリソースの提供など、さまざまなサービスを提供しています。 企業の人事部は、従業員へのサポートとしてEAPを福利厚生パッケージに組みますが、通常、従業員からEAPプロバイダーに連絡を取り、必要が生じたときだけ支援を求めるという消極的な方法が取られることが現実です。 調査によると、シンガポールでのEAPの利用率は平均してわずか3~6%に対し、日本では1~2%とさらに低水準の利用率。そのため、メンタルヘルスのアプリの台頭は、従業員の福利厚生のあり方に変化をもたらすものとして歓迎されており、例えば、Intellectの平均利用率は20~40%で、従来のEAPと比較すると10倍近く向上しています。 なぜEAPの利用率が低いのか このようにEAPには賛否両論ありますが、例えばシンガポールでは20年以上の歴史があるにもかかわらず、地域的にも(シンガポールの労働者はアジアで最も燃え尽きやすいという調査結果がある)燃え尽き症候群を軽減させることはほとんどできていません。なぜでしょうか? まず、利用率の低さの理由として、アクセスの悪さと使い勝手の悪さが挙げられます。セラピーセッションの予約には通常6週間もかかるため、その間、従業員のメンタルヘルスは著しく悪化する可能性があります。この点日本のEAPサービスや外部メンタルクリニックの受診においても、同じような状況が起こっています。そのため、オンデマンドの当日予約は、インテレクトの最も魅力的なサービスの一つです。 第二に、EAPは先手というより、後手に回る傾向があることが挙げられます。つまり、従業員は問題を抱えた時点でEAPサービスに連絡を取るため、問題が起きてから対処すればいいという慣習に陥ってしまい、「予防する」という概念が醸成されにくくなってしまうのです。心の健康を保つには定期的なメンテナンスが必要であることは周知の事実ですが、燃え尽き症候群の発症後に治療を受けることは, こと日本においては人的資本経営の観点から社員と企業の両方に負担をかけます。さらに、限られた回数のセッションだけでは、立ち直るのに十分でない可能性もあり、その後のキャリア復帰・京成といった観点からも大きな懸念が残ります。 第三に、EAPの有効性には、地域性が欠けているという問題がある。EAPの多くはグローバル本社から発信されるため、コミュニケーション不足により、従業員がEAPの存在を知らない場合が散見されます。また、グローバルなEAPは、文化的に適応していない可能性もあり、例えば、アジアの職場文化や家族の絆に悩む従業員が米国にいるセラピストに相談しても、共感してもらえないかもしれません。一方、インテレクトは、地域ごとに異なるコーチやカウンセラーを擁し、こうしたギャップを埋めることができます。 最後に、EAPの対応プロセスもユーザーを遠ざける原因の一つです。アセスメントのために、ユーザーは個人的な質問に20分も電話で答えなければならず、社員は、EAPに自分の情報が過度に提供されていると感じてしまいます。機密保持の問題もあります。ユーザーは、”自分のデータが組織に共有されていたらどうしよう “と考えてしまうのも容易に想像できます。一方、インテレクトは、ゼロナレッジ・エンクリプション技術と、個人情報保護法への準拠により、こうした懸念を払拭しています。

メンタルヘルス・フェスティバル・アジア2022において、Intellectの臨床心理士Linda Rinnが、Intellectのコーチである心理学者Chan Sze Wanとオンラインカウンセリング・オーストラリアの創設者Kelly Kaciubaとともに、コーチングについての質問に答えました。

エンゲージメントの低下した従業員は、仕事や企業の成功に対する貢献姿勢が低いため、欠勤率が高く、ミスを起こしやすい傾向にあります。エンゲージメントの高い従業員と比較して、彼らは90日以内に離職する可能性が3.3倍高く、企業にとって大きな損失となります。しかし、2020年のMercerによる研究では、極めて優れた従業員体験を提供できているのは、人事チームのうち11%に留まりました。

エグゼクティブ・コーチングは、経営者や管理職のためのものだと思っていませんか。 アメリカやイギリスの企業では、コーチを雇うことは一般的となっていますが、日本の場合、コーチング自体があまり知られていないようです。 国際コーチ連盟によると、世界の労働人口の60%以上がアジアに住んでいるにもかかわらず、アジアにおけるコーチング利用率はわずか5%です。 プロフェッショナルなコーチングのROI(投資利益率)は、初期投資の平均7倍と報告されています。 コーチングを利用しないことは、雇用者と被雇用者の双方にとって、大きな機会損失とも言えます。 また、Institute for Employment Studies の調査によると、職場でコーチングを受けた従業員は、総合的なメンタルウェルビーイング・仕事への満足度・エンゲージメントが統計的に大きく向上することが報告されています。 ではなぜ、アジアではプロフェッショナル・コーチングを福利厚生の一環とする企業が増えないのでしょうか? 主な原因としては、コーチングそのものがあまり認知されていないこと、またコーチングが誰のために行われるのか、どんなサービスなのかをよく知らない人が多いからだと考えられます。 Intellectのインハウス・エグゼクティブ・コーチであるRobyn Camは、個人およびプロフェッショナルコーチとして、12年もの間、コーチングにまつわる誤解を目の当たりにしてきました。 この記事では、コーチングについてのよくある誤解を解消しながら、正しいコーチングの効果や魅力を説明していきます。 最初にお伝えしたいのは、エグゼクティブ・コーチングには以下のような種類があるということです。 真実1:コーチングは「困っている人」だけのものではない 「コーチングは、悩みを抱えた人のためにある」というイメージを持たれる方がいます。 実際のところ、コーチングは現状をさらに良い方向へと導くものです。 パフォーマンス向上やキャリアアップを目指す意欲的な人にこそ、最も効果を発揮するサービス。 それが、コーチングなのです。 コーチングは、ストレスの対処方法や良好な人間関係の構築などの問題解決だけでなく、自分のキャリアや将来像についても自由にテーマを設定できます。 Robynは、コーチングについて次のように説明しています。 「コーチングとは、目標設定と明確なビジョンを組み合わせて、実現可能なステップをクライアントと共に作り出し、ゴールに向かって前進していくものです」 さらにRobynは、コーチングの方法についても語っています。 「私はコーチングを行う際、クライアントに対し、さまざまな視点を持つように勧めています。それは、仕事上の目標と個人の価値観・信念を一致させていくことにつながるかもしれません。すると、クライアントの将来の可能性は大きく広がり、キャリアに対してのモチベーションも上げることができます」 従業員がコーチングを受けることは、企業にとっても、従業員自身にとっても、大きなメリットになるのです。 真実2:コーチング=カウンセリングではない コーチングはカウンセリングと同じものではありません。とは言え、コーチングはカウンセリングの補助的な役割を果たすことがあります。 カウンセリングの目的としては、過去のトラウマや人間関係の悩み、診断された心の病の治療、または精神的負担の軽減などが挙げられます。 一方、コーチングでは、コーチがツールや戦略を提示していくことで、クライアントが成長することを目的とします。 コーチングは、クライアントの行動と、コーチによるフォローアップで成り立っています。 コーチは、クライアントが持つ潜在能力を引き出し、「今」と「未来」のパフォーマンスを向上させることに重点を置いています。 Robyn:「コーチングでは、クライアントから新しい視点を引き出し、今後の取るべき行動に焦点を当てます。また、行動や成果を数値化することで、成長できているかどうかをチェックしています。私はたびたび、カウンセリングも同時進行で受けているクライアントを担当しますが、それぞれの内容が重なることはありません。私は、クライアントの過去やセンシティブなことについてはあまり掘り下げず、クライアントが取りたい行動や方向性について、1週間もしくは1ヶ月単位などで一緒に計画を立て、フォローアップします」 真実3:メンター(師匠)がいるからコーチが不要というわけではない メンターは、個人の知識や経験・人脈に基づき、仕事や業界に特化したサポートを提供してくれる貴重な存在です。 一方で、コーチは専門的なトレーニングを受けており、あなた自身のキャリアや将来の方向性を見つけるためのサポートやガイドを行います。コーチは、クライアントに合わせた方法やツールを提供し、個人の目標を明確にした上で、細かい行動計画を立てる手助けをします。 カウンセリングと同じように、メンターもコーチの代わりにはならないとRobynは説明します。 「メンターは、職場や業界についての洞察力を高めてくれます。対してコーチングは、クライアントが自分自身の道を切り開き、人とは違うやり方で、自分に最も適した方法を探るために必要なツールや方法を提供します」 メンターは一般的な知見と広い視野に沿ったアドバイスをしてくれる特別な存在ですが、コーチは、実際に目標へ到達するためにはどんな道のりを描いたら良いのか、クライアントが自分で考える手助けをしてくれるのです。 真実4:エグゼクティブ・コーチングはすべての人のためにある コーチングは、経営者だけのものではなく、特別なものでもありません。 仕事上の目標や将来の希望をはっきりしたい時、コーチからサポートを受けることは、誰にとっても大きなプラスとなります。それによって、現在よりも幸せで充実したキャリアを切り開くことができます。 「コーチングは、自分ひとりだと気付けなかったことを明らかにするものです」と、Robynは主張します。 「コーチは、クライアントの夢やビジョンに磨きをかけ、それを実現するためのサポートをします」 コーチは、あなたの人生や自己啓発・キャリアアップについて、あなた自身の考えを見つめ直すことができる、パートナー的存在です。 Robyn:「時には答えを求めているのではなく、自分の考えやアイディアを他の人に伝えたいと思うことがあるかもしれません。そんな場合は、ぜひ信頼できる存在として、コーチに相談してみてください。安全かつ中立的な空間で、複雑な仕事の話やプロジェクトの計画ができます」 コーチングを受ける際に重要なのは、適切なコーチを選ぶことです。 Robynによると、コーチがあなたのことをより深く知り、互いに信頼関係を築くためには、数回のセッションが必要だということです。 積極的にメンタルヘルスやキャリアアップへ取り組む コーチングは、どんな人でも「最高の自分だ」と感じられる重要な手段であり、想像以上に多くの成果をもたらしてくれます。 Robyn:「あるクライアントが、忙しさを理由にコーチングを先延ばしにしていました。そこから私たちは一緒にタイムマネジメントについて取り組み、彼は以前よりも計画的に、かつ効率的に仕事ができるようになりました。その結果、心に余裕ができたり、息子さんが自転車に乗る練習を手伝ったりするなど、自由な時間が増えるようになったのです」 コーチングには、壊れたものを直すという効果はありません。 あらゆる経営者や従業員がモチベーションを高め、より充実したキャリアを送るために、大きな価値と成果をもたらすセルフケアの資源なのです。 コーチングを利用してみませんか? デモのお問い合わせはこちら。

あらゆる困難に立ち向かう際、冷静さを保ちながら成長を目指すことは、時として苦しく感じられるものです。 Intellectのコーチングサービスでは、仕事とプライベートにおける課題をどちらも解決し、キャリアや自己成長のために必要なサポートを行っています。 コーチングについて コーチングとは、心理的安全性が確保された空間の中で、自己探求や課題に対する改善策、より良い自分になるためのアクションプラン作成をサポートするサービスです。 Intellectでは、利用者のニーズや悩み、希望に応じて、プロのコーチをアプリ上でマッチングし、ひとりひとりに適したアドバイスを提供します。 コーチングは誰のためのサービス? コーチングは、どなたでも利用できる、みんなのためのサービスです。 たとえばストレスマネジメントを上手に行いたい時や、感情をうまくコントロールしたい時。 もしくはキャリアを磨きたかったり、人生において誰かのサポートが欲しかったりする場合など。 それぞれの目的に最適化されたコーチングは、あなたの目標達成とウェルビーイングの向上を手助けします。 自分自身を深く知るために コーチングでは、他人の評価や影響などから離れた安全な空間で、あなたの潜在的な思考や感情、価値観や行動について、コーチのサポートのもとに探求できます。 コーチングを受けると、自己を認識する力の向上だけでなく、あなたが直面している課題に対しても、より深く理解できるようになります。 コーチングを受けているクライアントを対象とした調査では、65%のクライアントが自分のウェルビーイングを意識するようになったと答えています。 ストレスとうまく付き合おう 日々降りかかるストレスと感情を、うまくコントロールしたいと思いませんか? Intellectのコーチは、あなたをサポートし、目標達成へ向けて一緒にアクションプランを立てるためのトレーニングを受けています。 コーチングを受けているクライアントを対象とした調査では、62%のクライアントが、職場でのストレスをうまくマネジメントできるようになったことを回答しています。 プライベートの課題もコーチングで解決 コーチングは仕事上の課題だけでなく、より良い人間関係の構築など、プライベートにおける課題もサポートしてくれます。 調査では、65%のクライアントが、困難に直面した時の回復力(レジリエンス力)を高め、個人的な課題を乗り越えるための新しいスキルを学べたと回答しています。 Intellectのサービスを利用するためには? デモのお問い合わせ

管理職への昇進は多くの人にとって嬉しいニュースですが、ストレスにつながることもあります。特に女性は昇進後、自分が詐欺師であるように感じて自己否定をしてしまう「インポスター症候群」にかかりやすいと言われます。この記事では、30代女性の体験を元に、Intellect認定コーチにその対処法について語っていただきました。

仕事では、様々なタイプの上司に出会いますが、その中でも聞く耳を持たない上司にイライラした経験がある方は多いのではないでしょうか。事実、調査によると、権威的な立場にいる人は、部下や専門家のアイデアを拒否する傾向があることが分かっています。そんな話を聞かない上司への対応策をIntellectのコーチが語ります。